【DURSTON(ダーストン)】X-Dome1+の非自立A型フレーム使用とストームピッチについて
皆さんこんにちは。
イエローナイフアウトドアショップの荒田です。
今回は「X-Dome1+の非自立A型フレーム使用とストームピッチについて」というなんともマニアックなブログを書いていこうと思います。なんかの論文のタイトルみたい。。
検索流入はほぼほぼ見込めないようなタイトルですが(笑)、絶対に気にしている人はいるはず。
簡単に言うと、
・「X-Dome1+はトレッキングポールだけで簡易シェルターとして使えるよ」
・「この立て方を利用して、テントポールを使用すると、風が強い時でも張りやすいよ!」
という2点について紹介していきます。
X-Dome1+とは何ぞや?ダーストンとは何ぞや?という方は是非下記のブログを見て頂けると嬉しいです。
それではまずは、「トレッキングポールだけで立てられるよ!」というところから。
自立型ドーム型テントなのに、トレッキングポールだけで立てられる?何それ?という感じです。公式のサイトにも情報が載っていません。
いつもの通り、販売に向けてテントの情報を探りに探っていたところ、こんなコメントを見つけました。
とある海外のブロガーのコメント欄にこんなコメントが。しかもダーストン本人がコメントしている(笑)。ブログについては、簡単にまとめると、旧型の仕様を批判する内容なので割愛。
日本語にするとこんな感じ。(以下、翻訳)
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3) トレッキングポールのみを使った設営方法については、カナダの雪が溶けたら数ヶ月後に動画を作成する予定です。基本的には、フライシートの四隅をペグで固定し、次にトレッキングポールを立て、同時にトレッキングポールの上部からガイラインを張ります。するとAフレーム型になります(Gossamer Gear The Oneのような形です)。両端は湾曲したドーム型なので生地がたるみますが、ガイラインを張ることでたるみを解消できます。ガイライン1本でも何とかなりますが、両端に3本ずつ張るのが理想的です(ハブに1本、ガイアウトに1本ずつ)。テントポールを使わなくてもほぼ完全に設営できるのが素晴らしいですね。ポールが折れてしまった場合の便利な工夫ですし、あなたが経験されたような悪天候での設営にもおそらく理想的な方法でしょう。トレッキングポールでテントを設営した後、外部のテントポールフレームを追加すれば、既存のトレッキングポールサポートのおかげで設営時のポールの破損リスクを大幅に軽減できます。
全体的に、テントを気に入っていただけて嬉しいです。フィードバックありがとうございます。ヒルバーグよりも軽量なポールテントは、イギリスの嵐の中ではリスクが高いというご指摘には同意します。X-Domeはかなり優れた性能を発揮すると思いますし、完全に組み立てられていればこの風にも耐えられたはずです(実際に風速60~75km/hの強風下で使用されているのを何度も見てきました)。しかし、強風の中で部分的にしか構造が完成していない軽量テントを設営するのは困難なので、最適な方法についてもう少し検討してみます。
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ここまで
恐らくこの一件で、イーストン社と研究を繰り返して、旧ポール(金属のジョイント)から、現行(カーボンジョイント)に変更になったのだと思います。※ここは私の単なる予想です。
ちなみに私のは旧型。。。ちなみに困った事も壊したこともありません。
話が逸れましたが、手順通りにやるとこんな感じです。
確かに、設営可能!
フライに縫い付けられている、ポールを差し込む穴に、トレッキングポールを差し込みます。
ガイラインで引っ張ってあげると、内部の居住性もUP。
全然寝られます。
公式サイトには情報が出ていないものの、ダーストン本人が言っているので。
(重要)
あくまでも簡易的なシェルター使いの提案です。どこもかしこも、この設営方法でいけるわけではありません。非自立型専用として作られたテントと比べると生地の緩みや張り具合で劣ります。場所、環境、状況をみて取り入れてみてください。
ちなみに私は
①森林限界以下のテン場、すぐに避難可能なオートキャンプ場で
②日帰り登山のツェルト使いとして(インナーテントを外してフライだけ持っていく)
のように使用しております。
続いてストームピッチ(強風下での設営方法について)
上記のようにトレッキングポールを利用して、非自立型テントのように設営した後、テントポールを設営する手順です。
上の写真のような感じ。
そして、このようにガイラインを先に斜め方向に張って置きます。
ガイラインを張っていないと風を受けるとこのように変形します。すべてのフックが止まっていない、「設営途中」のこの状態で風を受けると、想定以上の「曲げ」が発生して、ポールの破損につながります。
先にガイラインを張って、ポールの変形を抑制した状態で、素早くすべてのフックを止めるようにしましょう。
ちなみに、テッペンのクロスポールの破損防止にも非常に役に立ちます。
ポールを折り曲げる方向に変形するのを、トレッキングポールが「つっかえ棒」の役割を果たして、折れるのを防いでくれます。
この動画の17分10秒くらいから、ストームピッチについて説明をしています!
↓イエローナイフアウトドアショップ公式YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=mCUP9oKhrYk
ブログを書いた人
YELLOWKNIFE OUTDOORSHOP
荒田真希(あらた まさき)
自然の中でお酒を飲むというテーマでテント泊登山や沢登り、渓流釣りなどを楽しんでいます。特技は高地に行って顔を1.3倍くらいにむくませる事。登山用品専門店での経験を元に、ぴったりのザック探しのお手伝いをさせて頂きます!
・日本山岳ガイド協会 登山ガイド ステージⅠ(かながわ山岳ガイド協会)
・WMAJ Wilderness First Aid
・NCAJ キャンプインストラクター
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