JOURNAL

「超軽量シュラフBLACKBUCKの使用感」~火打山(新潟県)編~

皆様こんにちは!
イエローナイフアウトドアショップの荒田です!

先日新潟県の高谷池ヒュッテにてテント泊をしてきました。
その際のシュラフの使用感についてご紹介していこうと思います。

基本スペックなどはこちらの記事も併せてご覧ください。
「背中パックリあいてますけど。。。なんですかこれ。。。」↓
https://ablaze-corp.shop/news/643d08432ebc22003619060b

まずはシュラフの基本スペックから。

最低使用温度:約0℃
ダウン充填量:350g
フィルパワー:800
素材:Pertex Quantum

重量
本体+袋: 656g (+/-20g)
背面コード+プラパーツ: 10g (+/-5g)
ナイロンテープ: 13g (+/-5g)

収納サイズはこのくらいです。
カタログスペック上はφ15×25cmです。

対応温度0度という事を考えるとかなりコンパクトですね。

キルト型シュラフというのは体重でダウンが押しつぶされる範囲をごっそり無くし、その分のダウンを全体的に配置する事で一般的な同重量のシュラフよりも軽量かつ対応温度域が低いというコンセプトのシュラフです。

背中部分の生地はないためこのようにマットと接続して使用します。

今回の使用条件はこんな感じでした!

標高:約2100m
夜間平均外気温:12-14℃

この日は天気が悪く8月でもそこそこ冷えました。

テント:シングルウォールテント
マット:R値5.7
シュラフ:BLACKBUCK
衣服:上半身(ULシャツ+フード付インサレーション)
   下半身(ハーフパンツ)
代謝:男性・小柄・寒がり 

というような状況でした。

暖かさについて。

この日は対応温度+10度くらいありましたので全然寒くありませんでした!むしろ暑かったので朝起きたらほぼほぼ脱いでいました。

防寒用としてインサーレーションやダウンジャケットを持っていくと思うのでそれと合わせればこのくらいのスペックの方が軽量コンパクトで良さそうです。

夏山シーズンの2000-3000m以内のテント場であれば問題なく使えると思います!

当初は寝返りで中の暖かい空気が逃げてしまうのではと思いましたがダウン自体に体温が伝わっているので冷気で寒いという事もありませんでした。

寝心地について。
※すみません、シュラフの写真のデータがどこを探しても見つからず山の写真になっています。

足元は通常のマミー型のシュラフと同じと思って頂いていいと思います!ボタンをとめると暖かく、外すとブランケット×マミー型のようなイメージで窮屈感が全くありませんでした!

マットとのずれはこのパーツのおかげでほとんどありませんでした。
背面の紐とパーツが背中に違和感があるかなと思っていたのですが、インサレーションを着ていた事もあってかパーツがある事を全く忘れており、気が付きませんでした。もしくは酔っぱらっていて何もかも忘れていたのかもしれません。

ひとまずそこは気になりませんでした。

汎用性について。

写真のようにブランケットのようにも使えます。夜中に星を眺めたい時や秋口に夕日を撮影する際などは冷えるのでめちゃくちゃ良いと思いました。

今回も夕焼けを撮影する際にブランケット状にして使いましたが寒くなくとてもよかったです。

夏場の標高が低いキャンプ場とかでもブランケット状にしてお腹だけに被せる等、気温に合わせながらゆったりと寝たい時などにも使えますね!

ハンモックスタイルではアンダーキルトとしても使えるので汎用性が非常に高いです。

また通常マミー型シュラフと合わせて使うと対応温度域を広げることも出来るので現在の使用のシュラフのスペックが足りていないと感じている方などにもおすすめです!

なるべくコンパクト・軽量に山を登りたいという方におススメのシュラフですので皆様是非、平塚の直営店舗かオンラインショップをご利用くださいませ!

また別の山に行った際の使用感レポートを追加していきますので是非ご覧ください!

荒田